ホームページを作成する上で最も大切なことは、ホームページを活用し集客することです。
どんなに素晴らしいホームページを作っても、作ったことに安心して何もしなければ集客はできません。
ホームページは魔法の玉手箱ではないのです。
正しく活用してこそ、その価値は何倍にも膨らみ大きな成果を生み出します。
「ホームページを作ったけどどう活用していいのか分からない。」
「問題点をどうやって見つけたらいいのか分からない。」
そのように考え、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
ホームページを正しく活用するためには、行ってほしい3つのことがあります。
ここでは、ホームページを作ってから行う3つのこと、便利な解析ツールについて紹介します。
1.
ホームページを作ってから行う3つのこと
ホームページを作成したらそのホームページを活用するために行ってほしいことが3つあります。
作成して満足するのではなく、改善を繰り返し集客できるページに変えて行くことが大切です。
ホームページは、インターネット上での店舗だと考えてみてください。
実店舗を出店する時は、集客手段や立地条件、看板、飲食店であれば食べログなどのポータルサイトについて考えますよね?
それなのに、ホームページは作成したらそのままにしておくのはなぜでしょうか?
「どうしたらいいのか分からない。」
「集客できる方法を調べる時間がない。」
と放置していませんか?
言われるままにホームページを作成して、放置しておいては集客には繋がりません。
ホームページは見込み客が集まる大切な場所なので、集客できるホームページを作りましょう。
ホームページを作ってから行うことを3つのステップに分けて説明します。
ステップ1.
集客手段を考える
ホームページを作成したら、集客の手段を考えましょう。
ホームページとは、インターネットを活用して集客するためのツールです。
そのツールを最大限に活用するためには集客の手段を考える必要があります。
ここでは3つの代表的な集客手段を紹介します。
(1)SEO
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略でユーザーに有益な情報を発信することで自社サイトを上位表示させるようにする対策のことです。
検索結果で上位表示させることができると、中長期的に安定して集客する仕組みを作ることができるのです。
要するに、どんなキーワードで検索されているのか?どんなコンテンツを利用して集客するか?を考え、見込み客の知りたいキーワードやコンテンツを利用して集客につなげる方法です。
SEOはウェブ集客には欠かせない手段の1つです。
(2)SNS
SNSは、フェイスブックやツイッター、Tiktok、Youtubeなどのインターネットを介して情報を共有するツールの総称です。
自社の見込み客が、どんなツールを使って情報を得ているのか考え、SNSで自社情報を発信することも集客に大きく繋がります。
SNSを集客ルールとして使用する場合、どんな内容を発信するのか?そのSNSを見てどうアクションをして欲しいのかを明確にしてから発信しましょう。
ただ発信するだけでなく、その後の集客につながるような情報を発信しましょう。
(3)広告
広告は、インターネット上に広告を出すことです。
インターネット広告は即効性が高く一定の効果が期待できますが、広告を出しっぱなしではいけません。
広告費用もかかるので、必ず本当に効果があるのかを調べ改善していくという作業が必要です。
ただ広告を出しただけで終わってしまわないように気をつけましょう。
集客手段については、
『お金をかけずに永久的に集客する仕組みを構築するには』
『Web集客が停滞した時に実施すべきコト』
で詳しく紹介しているので参考にしてください。
ステップ2.
集客分析をする
ホームページを作成したら集客分析をしましょう。
集客分析とは、自社のホームページの客観的に数値化して分析することです。
実店舗に置き換えると分かりやすいのですが、実店舗にどんなお客様が何を目的として来ているのか、どんなサービスを受けているのか、どんな不満点があるのかを知り改善していくというイメージです。
ホームページの場合、対面ではないのでアクセスした人がどんな動きをしているのかをアクセス解析ツールを使って調べる必要があります。
ツールで調べることで、はっきりと数値化された情報を得ることができるので、自社ホームページの現状が手に取るように分かります。
ステップ3.
問題点を改善する
ホームページを作成したらPDCAを回していくことが大切です。
PDCAとは、
Plan = 計画
Do = 実行
Check = 評価
Action = 改善
4つの英単語の頭文字をとったものです。
この4つのプロセスを繰り返し行うことで、仕事内容の改善・効率化することができる方法と言われています。
集客手段を考え実行した後は、ホームページの状況を分析をし問題点を改善していきましょう。
集客できるホームページを作成するためには、この改善するというステップが必要です。
問題点に対して、仮説をたてて分析し改善案を出す、このサイクルを繰り返すことで集客できるホームページへと変えて効くことが出来るのです。
2.
ホームページを分析する時に
使いたいツール
ホームページの分析をする際には、客観的にホームページの現状が分かる分析ツールを使用しましょう。
ホームページを作ることはウェブ集客において入り口のようなものです。
作って終わりではなく、しっかりと活用していくことが大切です
分析をすることで、自社ホームページの弱点を知ることができます。
ここでは、ホームページの分析に使いたいツールを3つ紹介します。
(1)Google Search Console
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)はグーグルでの自社ホームページのパフォーマンスを管理できる無料ツールです。
Google Search Consoleでは
どんなキーワードでアクセスされているのか?
どれくらい表示されているのか?
どれくらいクリックされているのか?
など、見込み客がサイトに訪問する前のデータを知ることができます。
どんなキーワードでアクセスされているかを知ることで、サイト訪問者の求めているキーワードを知ることができます。
キーワードを知れば、それをもとにコンテンツの整理を考えることも可能です。
これを繰り返すことでSEO対策やサイト運営を効果的に運用できるのです。
また、サイト上に発生した問題も確認できるので、週1回程度はホームページ上のエラーを確認しておきましょう。
(2)Google Analytics
Google Analytics (グーグルアナリティクス)はグーグルのウェブアクセス解析ツールです。
無料で使用できるので、ホームページでの集客を考えるなら導入したいツールです。
Google Analytics では、代表的なサービスは下記のとおりです。
どのページからページにたどりついたのか?
ページの閲覧回数
ページの滞在時間
など、見込み客がサイトに訪問した後のデータを知ることができます。
自社サイトを解析することで、問題を数値化し客観的に見ることが大切です。
例えば、ページの滞在時間が短かったり、離脱が多い部分はユーザーのニーズを満たしていないと判断し改善することができるのです。
無料で使用できるので、ウェブ集客を考えるなら有効的に使用したいツールです。
(3)ヒートマップ
ヒートマップとは、ウェブページをサーモグラフィーのように色分けすることで、ユーザーの動きを可視化できるツールです。
このヒートマップを使うと、ユーザーの心理を把握することができます。
ユーザーが興味を持った部分が分かれば、商品紹介や購入ページへの誘導の導線を変えることも、ページの位置を入れ替えるなどの対策を考えることもできます。
自社ホームページを訪れるユーザーの心理把握のために使用したいツールです。
3.
まとめ
ホームページを運用していくことは大変なことです。
しかし、集客手段を考え、集客分析をし、改善していくというこの3つのステップを繰り返すことで、確実に成果を出すことができます。
自分たちで改善することが難しいい場合は、集客戦略のノウハウを持っている制作会社とパートナーを組むことも手段の1つです。
ホームページは作ることがゴールではなく、効果的に運用していかなければ意味がありません。
ホームページを正しく活用し、集客できるページを作りましょう。