解決するお悩み
「ホームページ制作を外注化したい!」
「ホームページ制作会社にお願いして集客も成功させたい!」
「アウトソーシング先をうまくコントロールするコツを知りたい」
こんな悩みを抱えている方に役に立つ情報です。
このブログで伝えること
1. ホームページ制作会社はマーケティング専門会社ではない
2. アウトソーシング先をコントロールするポイント
3.ホームページ制作がゴールではない!
動画メッセージ
1.ホームページ制作会社はマーケティング専門会社ではない
前提として理解しておかなければならないことがあります。
ホームページ制作会社は、ホームページを制作することにおいてはプロです。
放っておいても、見た目が綺麗なサイトは出来上がってくるでしょう。
しかし、そのサイトを通じて『売り上げが伸びる』とは限りません。
なぜなら、マーケティング専門会社ではないからです。
『売れる仕組みを作り』を専門とした会社ではないということです。
マーケティングを知る会社であれば当然設定するであろう『ペルソナ』や『集客キーワード』、『ストーリー』等をホームページ制作会社は詳しくない、設定しない可能性があります。
弊社ではアウトソーシングを『騎手と馬』に例えます。
騎手が自分の足で走れば、ゴールへ向かって一直線に走るでしょう。
ただ人間の脚力では限界があるわけです。
だから人間より速い馬に乗ります。
馬は走ることにおいて人間より長けているので放っておいても人より『速く』走れます。
しかし『ゴール』に向かっているとは限らないのです。
いち速くゴールへ向かうには、騎手が馬に乗ってうまく馬をコントロールする必要があるのです。
もしホームページ制作会社をパートナーとして選ぶのであれば『自分』でストーリーや集客キーワードを考え、ホームページの方向性やホームページの目的を決めなければなりません。
ホームページ制作会社には方向性や目的を伝えておけば、自分が望む成果の上がるホームページが生まれることでしょう。
今回の記事では、どのポイントを自分で抑えて、そのことをアウトソーシング先であるホームページ制作会社に共有すればよいかを書いています。
2.アウトソーシング先をコントロールするポイント
ホームページ制作会社をうまくコントロールするポイントは以下の通り6つあります。
アウトソーシング先をうまくコントロールするポイント6つ
1)自社のペルソナの明確化、ペルソナを一緒に考えてもらう
2)集客キーワードの提案
3)ホームページの綺麗さに騙されないこと
4)申し込み客が求める接点が用意されてあるか
5)ヒアリングを基にストーリーを練る
6)事前にページの流れを確認する
それでは一つ一つ説明していきます。
1) 自社のペルソナの明確化、ペルソナを一緒に考えてもらう
ホームページ集客をしたいのであればターゲット層を絞って訴求していく必要があります。
満遍なくバラバラにコンテンツを作っても訪問者の感情に訴えることはできません。
感情に訴えることができない商品に魅力はなく、思うように売上を伸ばすことは難しいでしょう。
訪問者の感情に訴えるには、まず『ペルソナの明確化』が必要です。
これが訪問者の共感を求める第一条件であり、当然アウトソーシング先であるホームページ制作会社にもそれを含めてホームページの設計をしてもらう必要があります。
ペルソナの考え方については下記の動画で詳しく話をしています。
ぜひ参考にしてください。
また、下記の記事でもペルソナについて書いています。
◆「ペルソナがビジネスへ与える影響とは!?ターゲットとの違いや設計時の注意点」記事
もしペルソナの設定がうまくいかない時は、試しにホームページ制作会社に相談されるといいです。
会社によってはマーケティングに長けたホームページ制作会社に『当たる』かもしれません。
2) 集客キーワードの提案
弊社のようなウェブマーケティングのプロにとって集客キーワードとは、『市場把握』と同じです。
多くのニーズのあるキーワード検索で集客をかけなければホームページを作ったところでアクセス数は伸びにくいでしょう。
1万人を救うより、100万人を救ったほうが反響がすごいですよね?
つまり、1万人が困って探している情報よりも100万人が探している情報の方がニーズがあります。
多くの人が悩んでいることに対して解決策を提示することが重要で、その解決策に関わるキーワードが集客キーワードになります。
マーケティングのプロであれば必ず集客キーワードを調べてくれます。
アウトソーシング先が集客キーワードの提案や調査を行ってくれないのであれば自分で調べる必要があります。
自分で需要のある集客キーワードを把握した上でホームページ制作会社に共有して、ホームぺージ設計してもらいましょう。
3) ホームページの綺麗さに騙されないこと
アウトソーシング先がお見積もりを出してラフなデザインを準備する時、あなたはどこにフォーカスすべきでしょうか。
ホームページ制作におけるデザインの重要ポイントとは、見た目のカッコよさではありません。
無駄にデザインが多いと(データ容量が多くなり)ページが重くなってむしろ逆効果なケースだってあります。
デザイン性が高いとは、見た目ではなくあくまでも『目的を達成させるためのデザイン』の事です。
ソリューションを求めるお客さんにとって、「そのホームページが解決策となるか」「悩み解決に導くストーリーがきちんと出来上がっているか」を判断する必要があります。
ラフなデザインを出してもらった時は、その構成がうまくできているかよく確認しましょう。
例え見た目が綺麗なホームページでも、売り上げにつながるとは限らないことをよく覚えておきましょう。
4) 申し込み客が求める接点が用意されてあるか
アウトソーシング先に作ってもらったホームページに多くの訪問者が来てくれたとします。
しかし、その先の『申し込み』をうまく拾えなければ売り上げを伸ばせません。
アウトソーシング先に、 訪問者 (申し込み客)とどのような『接点』を準備するつもりなのか確認しましょう。
お問い合わせページだけでは、見込み客にとって不十分な可能性があります。
オンラインチャットやウェブカメラを用いた対面式の相談が必要かもしれません。
SNSのコメント欄やYoutubeのコメント欄かもしれません。
複数の接点候補があれば、複数設置してあげたほうが申し込み客にとっては親切です。
弊社ではこれを『お問い合わせ(接点)の細分化』と呼んでいます。
申し込み客がどういう接点が求めているのかイメージし、アウトソーシング先に依頼する際にはお問い合わせ方法をよく確認・相談しましょう。
5) ヒアリングを基にストーリーを練る
お客さんに申し込みのボタンを押してもらうようなアクションを取ってもらうには、その行動へ繋げる納得のいく『ストーリー作り』が大事です。
多くのホームページ制作会社は綺麗なサイトは作っても、このストーリー作りはしないかもしれません。
ストーリー作りには、まず『ヒアリング』が必要です。
あなたが求めるホームページについてホームページ制作会社にヒアリングをしてもらいましょう。
もしこれができなければ、ストーリーを自分で作り、共有する必要があります。
6) 事前にページの流れを確認する
よくある失敗のケースとしてあるのが、ちょっとヒアリングしてもらっただけでデザインページが出来上がってきて後戻りができないパターンです。
「ちょっと違うな」と思ったら手遅れで、デザイン修正には追加費用が発生してしまう可能性があります。
これを避けるために事前に細かく確認をとる仕組みを作っておくべきです。
確認を取るタイミング、大まかなポイントは下記の通りです。
ホームページ制作会社に事前に確認・共有するポイント
①何が目的か共有する
②ストーリーの流れを確認する
③およそのレイアウトを確認する
④デザインテイストの事前共有
⑤デザイン案を確認する
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ホームページ完成!
①何が目的か共有する
アウトソーシングの会社に事前に確認するポイントとしては、まず何を目的としたホームページなのかを理解しているか確認しましょう。
問い合わせを受けるのが目的なのか、ただ認知度を上げるためのサイトなのか。
企業サイトなのかなどです。
少しでも認識がずれるとデザインが大きく変わってきます。
②ストーリーの流れを確認する
ストーリーが違っていると自社の商品の魅力がうまく伝わらない可能性があります。
事前に確認できる仕組みが必要です。
③およそのレイアウトを確認する
次はいきなりデザインではなく、ページの大まかなレイアウトを事前に確認します。
④デザインテイストの事前共有
レイアウトが問題なければ、デザインテイストを事前に共有します。
ホームページ制作会社お得意のかっこいいデザインレイアウトが出来上がってきます。
⑤デザイン案を確認する
ここでようやく公開で使用するホームページのデザインが出来上がってきます。
あとは、それぞれのウェブブラウザで確認できるようにHTMLで作成しホームページが完成されます。
ホームぺージは一気に作るのではありません。
デザインに入る前に、一つ一つ確認しながら作らないと後戻りできない、もしくは追加費用が発生します。
アウトソーシング先に依頼する時は全てお任せで進めず、 ホームページ制作会社をうまくコントロールしながらあらかじめ細かな事前確認したり共有する仕組みを作っておくと、集客できる本当に効果のあるホームページが出来上がってくるのです。
ホームページ制作がゴールではない!
ここまで入念にストーリーや集客キーワードを練って、事前確認しながらホームページを作ったとしても、そのホームページですぐに結果が出るとは限りません。
これは会社を作ることと一緒だと思います。
ラーメン屋を作っても、いきなり行列ができるとは限りません。
スープや具材、麺を凝り宣伝して、始めて売り上げが伸びるわけです。
ホームページも一緒です。
結果を出すにはホームページを作った後に工夫に工夫を重ねていく必要があるのです。
勉強→実践→試行錯誤 → 失敗 → 実践・・・を繰り返す
PDCAを回していく必要があります。
ただそれにはかなりの時間を要するため、ここもアウトソーシングしてしまうことを弊社はオススメしています。
ホームページ制作はホームページ制作会社に任せても良いです。
しかし、そのあとのウェブマーケティングは弊社のようなウェブマーケティング会社に任せた方がそれに費やす労力や時間を考えると最終的に良い結果が出てくるでしょう。
まとめ
ホームページ制作会社はホームページを作る専門家であって、売り上げを伸ばす専門家ではありません。
例え、多少安くて綺麗なホームページを作れるとしても、売り上げを伸ばすために必要なペルソナや集客キーワード、ストーリー作りは『自分たち』で考える必要があります。
アウトソーシング先をうまくコントロールするには、コントロールするためのポイントがあります。
ただ押さえつければ良いというわけではありません。
協力してもらえるよう自分でペルソナや集客キーワード、ストーリーなど準備してからホームページ制作会社にその情報を共有しましょう。
共有する内容を増やしていけば、良いホームページが生まれます。
すべてホームページ制作会社に任せっぱなしでは、よい結果は生まれません。
目的を共有し、ポイントポイントで事前確認し、同じ意識で進めていくようにしましょう。
ただ、どれだけ石橋をたたいて渡ったとしても、出来上がったホームページで満足していてはなりません。
ホームぺージは出来上がったところがスタートです。
その後にホームページの売り上げを伸ばしていくため、さらに工夫に工夫を重ねる必要があります。
その労力や時間は計り知れないため、時間がないという方は弊社のようなウェブマーケティング専門会社へアウトソーシングしてみてはいかがでしょうか。
お試しください。